流行語大賞の年間大賞は高市首相の「働いて×5」が16年ぶりの理由 | 外食大好きタッキーのブログ

流行語大賞の年間大賞は高市首相の「働いて×5」が16年ぶりの理由

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2025年流行語大賞・年間大賞は

引用元:Yahoo!ニュース

年間大賞は「働いて働いて働いて働いて働いてまいりますの高市首相」

2025年の「現代用語の基礎知識 選 2025 T&D保険グループ 新語・流行語大賞」では、高市早苗総理大臣の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が年間大賞に選ばれました。

このフレーズは、自民党総裁選で初の女性総裁に選出された直後の演説で語られたもので、高市氏が「ワークライフバランスという言葉を捨てる」と述べ、自らが率先して働き続ける覚悟を示した言葉として広く報じられました。

タッキー
タッキー

ほんまに今年の流行語大賞、「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」って、インパクト強かったなぁ。
​高市さん自身も「あんなに働けと言って、国民に無理させる気はなかった」って言うてるし、パフォーマンスってことやろな。

女性首相が誕生した歴史的な年に、ちょっと社会に波風立ててくれたわけやし、これからどう変わっていくか注目やな。

高市総理大臣の簡単なプロフィール

引用元:首相官邸ホームページ
  • 名前:高市早苗(たかいち さなえ)
  • 生年月日:1961年3月7日
  • 出身地:奈良県
  • 学歴:神戸大学経営学部卒業(経営数学専攻)
  • 職業:政治家、衆議院議員(奈良県第2区選出・10期)
  • 現職:第104代内閣総理大臣、日本初の女性首相
  • 役職:自由民主党総裁(第29代)、自由民主党奈良2区支部長

年間大賞とトップ10一覧

区分言葉
★年間大賞働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相
◇トップ10エッホエッホ
◇トップ10オールドメディア
◇トップ10緊急銃猟/クマ被害
◇トップ10国宝(観た)
◇トップ10古古古米
◇トップ10戦後80年/昭和100年
◇トップ10トランプ関税
◇トップ10二季
◇トップ10ミャクミャク

新語・流行語大賞の仕組みと選考

新語・流行語大賞は、自由国民社が発行する「現代用語の基礎知識」に関連して、その年に世間の注目を集めた言葉を顕彰する賞です。

毎年、「現代用語の基礎知識」編集部などが30語前後のノミネート語を選出し、その中から選考委員会がトップテン年間大賞、選考委員特別賞を決定する仕組みになっています。

2025年からは特別協賛がユーキャンからT&D保険グループ変更され、正式名称も「2025 T&D保険グループ 新語・流行語大賞」となっており、スポンサー名以外の基本的な選考フローは従来を踏襲しています。

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高市早苗総理大臣の「働いて×5」とはどんな発言か

自民党総裁選勝利演説で生まれたフレーズ

働いて働いて働いて働いて働いてまいります」は、2025年10月、自民党総裁選で高市早苗氏が新総裁に選出された直後の勝利演説の中で語られた一節です。

演説では、高市氏は「全世代総力結集」「全員参加で日本を立て直す」といった趣旨を語り、「全員に馬車馬のように働いていただきます」とも表現し、自らについては「ワークライフバランスという言葉を捨てる」と述べた上で「働いて」を5回繰り返しました。

この強い言い回しは、支持層には「リーダーとしての覚悟」として受け止められた一方で、「長時間労働を美徳とする時代への逆戻りではないか」との懸念も呼び、総裁選直後から大きな議論を巻き起こすことになります。

タッキー
タッキー

日本初の女性総裁・女性首相があのフレーズを言うからこその複雑さもあるなぁと感じるわ。

「女性でもこんだけ働く」ってポジティブに見ることもできる一方で、「女の人まで自分の生活削ってまで働かなあかんのか」「ケアや家事の負担どうすんねん」というモヤモヤもセットでついてくるやんか。

せっかくの歴史的瞬間なのに、「女性だからこその新しいリーダー像」より「昔ながらの根性論」が前に出てしまったのは、ちょっともったいない気もするで。

高市首相自身が語る意図と真意

高市首相は、流行語大賞の発表・表彰式に出席した際、この発言について「賛否両論をいただきました」と振り返りつつ、自身の真意を説明しました。

本人の説明によると、このフレーズは「日本国という国家の国家経営者として、自分も全力で働き、国家・国民のために貢献したいという思いを込めたものであり、国民に働きすぎを奨励する意図はなかった」とされています。

また、「長時間労働を美徳とするつもりもなかった」と改めて述べ、働き方改革方向性そのものを否定する意図ではないことを強調しており、誤解を避けたい姿勢がうかがえます。

アシスタント
アシスタント

「根性論だけのリーダー」ではなく、「覚悟は見せつつも、政策としては働き方改革も続ける」というメッセージに軌道修正しようとしているように見えますね。

ただ、いったん強烈なフレーズが独り歩きした後に「本当の意図」を説明しても、受け手によっては「後から言い訳している」と捉える可能性もあり、トップの一言の重さと、政治コミュニケーションの難しさが改めて浮き彫りになったケースだと感じますね。

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なぜ「首相の言葉」が16年ぶりに大賞となったのか

現職首相の言葉が新語・流行語大賞の年間大賞となるのは、2009年の鳩山由紀夫氏の「政権交代」以来16年ぶりで、高市首相で4度目と言われています。

1999年の小渕恵三氏の「ブッチホン」、2001年の小泉純一郎氏の複数スローガン、2009年の「政権交代」といった過去の例はいずれも、その年の政治状況を強く象徴する言葉であり、2025年の「働いて×5」も初の女性首相誕生と働き方をめぐる社会的議論を一挙に表したフレーズとして位置づけられています。

選考委員会も、「ここのところとんと聞かなくなった気合の入った物言いに、働き方改革を進める経済界は度肝を抜かれた」「物議を醸した一方で、昭和世代には共感した人も多かったのでは」とコメントしており、賛否を含めた話題性そのものが選出理由の一つとなりました。

首相(当時または関連)受賞した言葉の例位置づけの概要
1999年小渕恵三ブッチホン首相が突然自宅などに電話をかける様子から生まれた愛称的な言葉。
2001年小泉純一郎米百俵/聖域なき改革 など改革路線を象徴する複数のスローガンが選ばれ、「小泉劇場」と呼ばれる政治ブームを後押し。
2009年鳩山由紀夫政権交代衆院選での民主党大勝と自民党からの政権交代を象徴するフレーズ。
2025年高市早苗働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相初の女性首相が、働き方や国家運営への覚悟を示したフレーズとして選出。
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まとめ

2025年の流行語大賞・年間大賞は、高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」でした。

このフレーズは、女性として日本で初めて自民党総裁に選出され、直後の勝利演説で発せられたものです。

高市首相が「ワークライフバランスという言葉を捨てて自分自身も率先して働く覚悟」を示す意図で用いた言葉ですが、その強いメッセージ性が大きな話題を呼びました。

現職首相の発言が流行語大賞を受賞したのは16年ぶりで、過去には「ブッチホン」や「米百俵」「政権交代」など、その時代や社会の空気を象徴する政治的フレーズが選ばれてきました。

今年は、初の女性首相誕生という歴史的意義と、現代社会における働き方議論が重なったことで、社会への波紋も非常に大きくなりました。

高市首相自身は受賞式で「決して国民に働きすぎを奨励するつもりではなく、国家運営者としての覚悟を示した」と何度も説明しています。

背景には、リーダーの覚悟を強調したい思いと、現代の長時間労働・働き方改革という現実的な課題へのバランスを図る意思があったと言えるでしょう。

賛否両論が巻き起こる一方で、このフレーズは2025年の世相と価値観の揺れまで映し出したと言えます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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