葉月さんは福岡県福岡市出身の女子プロレスラーで、「中学卒業後にスターダムへ入門し、リングネームを変えながら実績を積み重ねてきた努力型ファイター」です。
葉月とは?
葉月のプロフィール情報
- 名前:葉月(はづき)
- 本名:非公表
- 生年月日:1997年9月29日
- 年齢:20代後半(2025年時点)
- 出身地:福岡県福岡市
- 身長:約155〜157cm前後
- 所属団体:スターダム(World Wonder Ring STARDOM)
- デビュー:2014年7月6日、新木場1stRING大会でコグマ戦
- 入門:2013年、中学卒業後にスターダムへ入門
- 過去のリングネーム:はづき蓮王 → HZK → 葉月
- 主なユニット:Queen’s Quest、大江戸隊、FWC(コグマとのタッグ)
- 主要タイトル:第16代ハイスピード王座、ゴッデス・オブ・スターダム王座など
- 得意技:葉・月ストラル、垂直落下式ブレーンバスター ほか
所属団体スターダムとこれまでのリングネーム
葉月さんは、所属団体は女子プロレス団体スターダムで、2014年デビュー以来、同団体を主戦場にしてきた生え抜きレスラーです。
リングネームの変遷もキャリアを語るうえで外せないポイントで、デビュー当初は「はづき蓮王」名義で試合に臨んでいました。
その後、紫雷イオ選手らとQueen’s Questを立ち上げたタイミングで「HZK」に改名し、ユニットの一角として急成長していきます。
2018年のドラフトで大江戸隊へ移籍した際には、現在の「葉月」表記へ変更し、ヒール寄りのキャラクターとワイルドなファイトスタイルで新たな一面を開花させました。
葉月の学歴は?
葉月の中学卒業後にスターダム入門
葉月さんは、中学卒業後にスターダムへ入門しまいした。
スターダム公式や各種プロフィールによると、2013年10月ごろに中学校を卒業したタイミングで団体に入り、翌年のプロテスト合格を目指してトレーニングに打ち込んだとされています。
プロテストには2014年6月に合格し、同年7月6日にデビュー戦を迎えているため、10代半ばからプロの世界で生きていく覚悟を固めていたことが分かります。
記事やインタビューでは自宅でのトレーニングに励んでいたエピソードも紹介されており、早い段階から「プロレスラーになること」を最優先にしていた姿勢が伝わってきます。

「若いうちからここまでやる?」ってくらい本気度が高くて、だからこそ今のキャリアにつながってるんやろなあと思います。
無茶な勢いだけやなくて、コツコツ積み上げるタイプやから、試合内容にも説得力が出てるんちゃうかな、という印象ですね。
葉月の高校・大学進学は
葉月さんは、高校名や大学進学の有無など、具体的な学歴は公式には明かされていません。
インターネット上では通信制高校への在籍を示唆するような推測も見られますが、憶測しかありません。
公式情報として確かなのは「中学卒業後にスターダムへ入門し、プロレスを軸にキャリアを積んできた」という事実のみです。
ファンとしては背景を知りたくなる気持ちも理解できますが、学歴の詳細が非公表である以上、本人や団体が出している範囲にとどめておくのが、プライバシーへの配慮という意味でもちょうど良いバランスだと感じます。
葉月のデビューまでの道のり
2013年入門〜2014年デビュー「はづき蓮王」時代は
中学卒業後の2013年10月にスターダムへ入門した葉月さんは、およそ半年〜1年ほど練習生として基礎を徹底的に叩き込まれています。
2014年6月のプロテストに合格し、7月6日に新木場1stRING大会でコグマ選手と対戦した試合がデビュー戦になりました。
デビュー名義は「はづき蓮王」で、結果は腕ひしぎ十字固めで敗れているものの、ルーキーとは思えない運動量と気迫で注目を集めたと伝えられています。
同年末の「ルーキー・オブ・スターダム2014」では優勝をしており、デビューから1年足らずで新人王を獲得した事実は、潜在能力と努力の積み重ねを物語っていると感じます。

早い段階でプロの世界に飛び込んで、その選択をちゃんと結果で正解にしてきてるあたり、見てて気持ちいいタイプのレスラーやな。
一度の離脱と復帰とは
デビュー後の数年で試合経験を重ねた葉月さんは、途中で短期間の離脱を挟みつつも、復帰後に大きな転機を迎えます。
2016年11月20日に紫雷イオ選手、渡辺桃選手とともにユニット「Queen’s Quest」を結成し、このタイミングでリングネームを「HZK」へ変更しました。
Queen’s Quest時代は、若手ながら攻撃的なスタイルとタッグ・ユニット戦での立ち回りが評価され、ユニットの中核として起用されていきます。
スピードのある打撃やダイビング技を武器に、攻め続ける試合運びが多く、ハイスピード路線への適性もこの頃からはっきり見えていた印象があります。
大江戸隊〜葉月への改名へ
大江戸隊加入とリングネームを「葉月」に変更した理由
葉月さんのキャリアのもう一つの転機は、2018年4月に行われたスターダムのチーム編成ドラフトです。
このドラフトの結果、Queen’s Questから大江戸隊へ移籍することになり、同時にリングネーム表記を現在の「葉月」へ変更しました。
大江戸隊ではヒール寄りのポジションを担い、「ワイルドハート」というキャッチコピーが示すように、荒々しくもスピード感のあるファイトで活躍してます。
入場時の雰囲気やマイクでの物言いも変化し、表現の幅が広がったことで、ファンから「キャはラクターが一気に立ち上がった」という声が多く見られた点が非常に印象的です。

ファンから「キャラクターが一気に立ち上がった」と言われるのも、単なるユニット移籍ではなく、リングネーム・所属ユニット・ファイトスタイル・マイクの全てが同じ方向を向いたからこそだと思います。
新人時代から評価されていた運動量や技術に、物語性と存在感が乗ったことで、スターダムの中でも強く記憶に残るレスラーになったと言えるのではないでしょうか。
葉月の主なタイトル実績
葉月さんのタイトル歴の代表格は「ハイスピード王座」です。
2018年12月24日の後楽園ホール大会でマリー・アパッチェ選手に勝利し、第16代王者として初戴冠を果たしました。
その後、このベルトを8度連続で防衛しており、スピード戦線での安定感と強さを証明しています。
さらに「ゴッデス・オブ・スターダム王座」(タッグ王座)では複数回の戴冠歴があり、とくにFWC結成後のコグマ選手とのコンビはファンからの支持も厚いタッグチームです。
アーティスト・オブ・スターダム王座(6人タッグ)も含めると、ユニット戦・タッグ戦での実績が豊富で、個人技だけでなくチームワークでも結果を残してきた選手だと分かります。
2019年の電撃引退と復帰後の活躍
スターダムとの確執が示唆された引退コメント
2019年には、葉月さんのキャリアを揺るがす出来事が起こります。12月24日の後楽園ホール大会を最後に引退し、スターダムマットから姿を消しました。
引退発表前後のマイクでは、団体への不満や考え方の違いを示唆する発言もあり、ファンやメディアのあいだで「確執があったのではないか」という見方が広がりました。
全盛期とも言える時期での電撃引退だったため、ファンの驚きや喪失感は大きく、「なぜ辞めたのか」「復帰はあるのか」といった疑問が長く検索される状況になったと感じます。
団体側・本人側ともに詳細を明かしていない部分も多く、ここは外部から推測で語るべきではない難しいテーマだといえます。
2021年の大阪城ホールでの復帰と「FWC(Fukuoka W Crazy)」結成
しかし2021年10月9日、大阪城ホール大会で行われたタッグリーグ戦の場で、葉月さんはサプライズ復帰を果たします。
リングに姿を現した瞬間の歓声は大きく、スターダムファンにとって「物語が再び動き出した瞬間」といえる出来事でした。
復帰後は同じ福岡出身のコグマ選手と「FWC(Fukuoka W Crazy)」というタッグチームを結成し、ゴッデス・オブ・スターダム王座を複数回獲得するなど、タッグ戦線で目覚ましい活躍を見せています。

リングに葉月さんが現れた瞬間のどよめきは、スターダムをずっと追いかけてきたファンにとって「止まってた時計がまた動き出した」みたいな感覚やったんちゃうかなあ、と想像してまいます。
一度リングを離れた経験を経て、以前よりも柔らかく、しかし芯の通った雰囲気が増したように感じられ、試合内容だけでなく物語性の面でも視線を集める存在になった印象があります。
まとめ
葉月さんは「中学卒業後にスターダムへ飛び込み、リングネームやユニットを変えながらタイトルを積み重ね、引退と復帰を経て物語性も評価される努力型レスラー」と言えます。
福岡県福岡市出身で、2013年に中学卒業と同時にスターダムへ入門し、2014年には「はづき蓮王」としてデビュー、「ルーキー・オブ・スターダム2014」優勝まで駆け上がったキャリア初期から、潜在能力と努力量の大きさが際立っています。
その後「HZK」を経て大江戸隊加入時に「葉月」へ改名し、ワイルドなファイトとハイスピード王座・ゴッデス王座などの実績で、小柄だけれど強いイメージを確立しました。
2019年の電撃引退と2021年大阪城ホールでのサプライズ復帰、そしてコグマ選手とのFWCとしての活躍は、「早く大人の決断をして、また自分の意思で戻ってきたレスラー」という物語を強く印象付けています。
学歴の詳細は公表されていませんが、中学卒業後にプロレス一本の道を選び、その選択を結果で正解にしてきた歩みこそが、葉月さんの最大のプロフィールなのだと感じられます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

