「アイドルって学業を諦めるんじゃないの?」そんなイメージを持っていませんか?
でも、金村美玖は違います。
高校時代も大学時代も、芸能活動と学びをしっかり両立してきたようです。
進学校や芸術学部での学びを経て、「学びながら表現する力」を身につけてきたようです。
この記事では、金村美玖の高校・大学でのリアルな学びの軌跡をご紹介します。
生年月日や出身地
金村美玖の生年月日は2002年9月10日、出身は埼玉県。日向坂46の2期生として2017年に加入し、わずか15歳で芸能界デビューを果たした。
その時期はまさに高校への進学を控える多感な年齢であり、学業と芸能活動という大きな2つのテーマを同時に抱えていたと思われます。
埼玉県出身である金村美玖は、地元である地域への愛着も強く、ラジオやブログなどで“埼玉エピソード”を語ることも多いようです。
また、地元の友人との関わりも続いており、芸能界という特別な世界にいながらも、しっかりと地に足のついた日常を大切にしている様子がファンの心を打つポイントになっています。
通っていた高校はどこ?
高校は私立の進学校・獨協埼玉高校に進学。偏差値は67と高く、学業に力を入れている学校として知られています。
その後、芸能活動との両立を本格的に進めるため、目黒日本大学高校の通信制課程に転校。より柔軟な学びの環境を選択しながらも、学びに対する姿勢は一切ぶれることがなかった。
そして大学では、日本大学芸術学部写真学科に進学。
学びの対象を“好きなもの=写真”に絞り、表現力と技術を本格的に磨いたようです。
大学生活はアイドル活動と並行して行われ、2025年3月には無事卒業を報告。努力を重ねた末の卒業は、多くのファンに感動と尊敬を与えました。金村美玖が通っていた高校は、埼玉県内でも有数の進学校として知られる「獨協埼玉高校」である。その後、芸能活動と学業を両立するため「目黒日本大学高校(通信制課程)」に転校し、柔軟な環境での学びを選んだようです。
高校時代の“学び”がその後の道にどう活きた
金村美玖は進学校として知られる獨協埼玉高校で、吹奏楽部に所属しながらアイドル活動を並行して行っていたそうです。 担当はアルトサックス。グループ活動ではリズム感や協調性、集中力が求められるが、部活動での経験はそのまま日向坂46での活動にも直結していたといえるでしょう。
その後の通信制高校での経験は、後に金村美玖が選ぶ「大学進学先」に大きな影響を与えたようです。 大学は日本大学芸術学部の写真学科。高校時代からSNSでの写真投稿を続け、写真の楽しさ・奥深さに魅了されていた金村美玖にとって、芸能活動と写真を両立できる環境はまさに理想的だったようです。
大学では表現力や構図力だけでなく、被写体に向き合う姿勢やテーマ設定、撮影意図の明確化といった“思考する力”も問われたようです。その中で金村美玖は、高校時代に養った「課題に真摯に向き合う姿勢」を存分に活かして、数多くの作品を仕上げてきました。
また、写真展「みとめる」では、自分自身を題材としたセルフポートレートを発表。 これは、単なる写真作品ではなく、自分自身と対話し、“過去の自分を受け入れる”という強いメッセージが込められた表現活動だった。 このようなテーマ性のある作品を生み出せた背景には、高校時代から続けてきた探究心や表現欲求、そして「地道に学ぶ力」があったからに他ならないと思います。
芸能活動との両立は大変?
金村美玖が日向坂46のメンバーとして活動を開始したのは2017年。
高校に進学したばかりの15歳の頃であり、学校生活との両立は必須だった。
アイドルとしての活動は、平日・休日問わずテレビ番組、ライブ、撮影、イベント、取材などが続いたようです。多忙な日々を過ごす中、授業に出席し、テストや課題にもしっかりと取り組む必要があったようです。
当初通っていた獨協埼玉高校は進学校であり、日々の課題も決して簡単ではなかったようです。
その後、より柔軟な学習環境を求めて、目黒日本大学高校(通信制課程)に転校して授業出席の代わりに提出レポートや単位制のカリキュラムにより、自分のペースで学びながら芸能活動を継続できる体制を整えたそうです。
転校は「楽になるため」ではなく、「両立を継続するための手段」として選択されたものであり、通信制においても決して手を抜くことなく、真摯に学業と向き合ったそうです。
また、大学進学後も両立は続いたようです。日本大学芸術学部写真学科では、実技系の授業や制作課題が多く、時間を必要とする学びが中心となったようです。
金村美玖は撮影技術や画像編集、コンセプト設計といった専門分野においても、着実にスキルを身につけ、グループ活動に還元できるレベルにまで達したようです。
多忙なスケジュールの中でも、移動時間にレポートを仕上げたり、撮影の合間に課題に取り組んだりといった「すきま時間」の使い方も非常に上手かったようです。
なぜ写真学科を選んだの?
金村美玖が写真に最初に出会ったのは、中学3年生のとき。家族から中古のミラーレス一眼カメラを買ってもらい、日常の風景や友達との時間を撮影し始めたそうです。
最初は「きれいに撮れたらうれしいな」という軽い気持ちだったが、SNSに投稿するたびに「もっと良くしたい」「構図を工夫したい」と、写真の魅力に引き込まれていったそうです。
高校に進学後は、アイドルとしての活動が本格化して。ライブやMV、グラビア撮影などでプロのカメラマンと接する機会も増えたことで、「撮られる」ことの面白さ、そして「撮る」側の想像力や観察力に魅了されるようになったそうです。
特に、照明・角度・表情の引き出し方など、撮影における“プロの技”に触れたことで、自らの手で表現することへの意欲が高まっていったようです。
進学先として選んだ日本大学芸術学部写真学科は、実技に特化したカリキュラムが充実しており、カメラ操作・ライティング・スタジオ撮影・編集ソフトの活用など、幅広い実習を通して実践的なスキルを身につけられています。
また、自主制作や作品発表を通じて自己表現の幅を広げることも重視されており、アイドルとしての活動にも好影響を与えると考えられます。
大学卒業の報告とファンへのメッセージ
2025年3月30日、金村美玖は自身のInstagramと日向坂46の公式ブログを通じて、日本大学芸術学部写真学科を卒業したことを発表しています。
投稿には、袴姿の写真とともに、「とても学びのある4年間でした」「大学で得たものをグループにも還元して、さらに活動の幅を広げていけたらと思っております!」というメッセージが添えられています。
この発信には、金村美玖が学びの成果を“自分だけのため”ではなく、“日向坂46のため”にも活かしたいという強い意志が込められていたようです。
アイドルとしての活動を軸にしながらも、得た知識や経験をグループや社会へと還元する姿勢が、彼女の誠実さを物語っています。
また、同時に投稿された感謝のメッセージでは、「ここまで支えてくださった先生、友達、メンバー、スタッフの皆さんには感謝しかありません。今後とも精進して参ります。本当にありがとうございました!」と、4年間の道のりを共に歩んできた人々への思いを綴っています。
このような丁寧な言葉選びからも、金村美玖がどれほど周囲を大切にし、真摯に学びと向き合ってきたかが伝わってきます。
投稿が公開されると、ファンからはすぐに多くの祝福メッセージが寄せられたようです。
「卒業おめでとう!」「本当に尊敬します」「学業と仕事の両立すごすぎる」「袴姿、最高に美しい!」など、コメント欄は称賛と感動の声で溢れたようです。
特に、「アイドルを続けながら大学を卒業する」という道のりは、一般的にも非常に難易度が高いことであり、それをやり切った金村美玖の姿に、若いファンのみならず大人世代からも「立派だ」との声が多く寄せられたようです。
また、袴姿の写真は多数のメディアにも取り上げられ、「美しすぎる卒業ショット」として話題を呼び、Yahoo!ニュースなどでも配信されました。
それほどまでに注目されたのは、単にルックスだけでなく、「ひとつのことを最後までやり遂げた人」の姿が、多くの人に感動を与えたからであると思います。
これからの活動にどう活かす?
金村美玖はすでに大学在学中から、「みくふぉと」と題して日向坂46のメンバーを自ら撮影し、公式ブログやSNSで公開しています。
この活動では、ライブのリハーサル中やオフショット、楽屋の様子など、普段は見られない“メンバーの素顔”を切り取って発信。ファンからは「距離感が近く感じる」「温度が伝わってくる写真」と高評価を得ています。
さらに、2024年には自身初となる写真展「みとめる」を開催。
セルフポートレートや風景写真、ドキュメント風のスナップなど多彩な作品を通じて、「自分を認める」「誰かを認める」というメッセージを込めた展示が話題を呼んだようです。
この写真展は、芸能人が開く単なる“イベント”ではなく、金村美玖という“表現者”が社会に向けて作品を提示した本格的なアート企画だったようです。
アイドルという存在は本来、パフォーマンスで魅せることが中心だが、写真によって“見えない想い”や“余白の美”を伝えることができます。
この「表と裏の両面」を届けられるのが、写真を学んだ金村美玖の最大の強みであるようです。
まとめ
高校・大学を通して得た経験は、アイドルとしての魅力を高めるだけでなく、表現者としての幅も広げる大きな力になったのだと思います。
金村美玖さんの学びは、好きなことを突き詰め、努力を惜しまず、得た知識や経験を周囲に還元することで、夢を現実に変える力となりました。
その姿勢は、これからも多くの人に勇気と希望を与え続けるでしょう。
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